プロフィール

長江 祐子(ながえ ゆうこ)

経歴
5歳よりピアノ、16歳より声楽を始めました。

学生時代は東京学芸大学および同大学大学院にて音楽教育、ピアノや声楽、器楽の演奏などについて学びました。
クラシック音楽の演奏だけではなく、小学校への訪問演奏や公民館でのロビーコンサートなど、子どもたちや地域の方々などに音楽を届ける活動にも力を入れていました。
演奏の専門は声楽です。

その後、放課後等デイサービス・児童発達支援事業所にて勤務を始め、療育の世界へ。
3歳〜18歳までのお子さんの支援に携わってきました。

その後退職し、2023年4月に「音楽教室おとあかり」でのレッスンをスタート。

現在は音楽教室おとあかりの代表兼講師として、障害や発達特性のある子どもたちへの音楽レッスンを行なっています。
また、子ども向けコンサートの企画や、演奏活動も行っております。

趣味はハンドメイド、DIY、ガーデニング。
自分で思い描いたものを形にすべく、無心に手を動かす時間が好きです。

資格等

  • 保育士資格
  • 小学校教諭専修免許
  • 中学・高等学校専修免許(音楽)
  • 日本音楽療法学会正会員
  • 強度行動障害支援者研修(基礎)修了
  • 認定ABAセラピスト
  • フィギャーノート普及会HappyMuseベーシックインストラクターコース修了
  • ABA(応用行動分析)は療育の分野で世界的に用いられている科学的根拠のある支援法です。
  • フィギャーノートは楽譜を読むのが困難な人でもわかりやすい、色や形を使った楽譜表記法です。

教室への想い

療育に携わる中で、単に年齢に捉われず、その子の発達段階や特性に応じて、できることを少しづつ増やしていくサポートをする、という考え方が、自分にとって非常にしっくりきました。
大人からみたら「問題行動」と言われてしまうことが起こっていても、丁寧にその子の感覚の特性を理解したり、環境を整えたりしてあげることで、グッと良い方向に変化することも。
その子に合った方法でこんなにも変わるのかと、非常に驚きました。 (もちろん支援者側のスキルや忍耐も必要ですが。) そして、褒められ、自信がつき、意欲がみなぎる…子どもたちのそんな姿が本当に嬉しいものでした。

また、「障がいがあるからなかなか習い事ができない。」
「せっかく通い始めても、先生の理解が足りないために悲しい思いをしてしまった。」
親御さんからそんな話を聞くこともありました。
彼らにとって公的な福祉サービス以外の選択肢は、かなり少ないのが現状です。

ならば、自分は音楽という方法で何かできないだろうか?
子どもたちがそれぞれのペースで、それぞれのやり方で音楽を学び、自信を育める場所を作りたい。
障がいがあっても安心して通える音楽教室をつくりたい。

そんな思いから、2023年4月に「音楽教室おとあかり」を始めました。

教室名の「おとあかり」には、月明かりや星明かりのように、音楽が教室に関わる人たちを優しく照らすものであってほしい、という願いを込めました。

また、ロゴには
・生徒さん
・ご家族
・教室(講師)
の三者が三連符のようにうまく調和しながら進んでいきたい、
という意味を込めています。


音楽を通して、生きていくうえで基盤となる自信や意欲を、大事に育んでいけたらいいなと思っています。